相似形②

手相をみる人は、手のひらをみると、人の性格や健康状態がわかるそうですね。







足の裏にも全身の健康状態があらわれるといいます。前にお会いした手作り靴職人の方は、足をみれば性格もわかるとおっしゃって、驚いた記憶があります。







ホロスコープには過去世からひきついだ資質や課題があらわれるのでしょうね。







肉体の専門家は、人の姿勢やちょっとした動きで心の状態が読みとれるでしょうし、夢分析家は、夢から、健康や現実についても情報を得られます。







これらのことは、たぶんどれも同じで、部分の中に全体性があらわれるということだと思います。







足の裏だと健康状態の方がみやすいなど、読みやすい分野の差はあるものの、どこを切っても金太郎飴みたいなことになっているのかな、と思います。







ある夢を見ると、それがどれかひとつの現実と対応していると思って、「このことだったのなら、あれは違ったんだ」と思ってしまうのですが、そうではなくて、対応するいくつも事象があるのです。







「カエルの歌が聞こえてくるよ」という歌を、変調させたりリズムを変えたりして輪唱しているようなもので、いくつもの事象の中に共通してあらわれることがあるのだと思うのですよね。







それは、前回書いた、現実を夢解釈するようにシンボリックに意味をとってみると・・・ということなのですけれど。







シンボリックな解釈をすれば、いろいろなところに同じことが起きているのだと思います。見かけることも、起きているいろいろな問題も、ひとつの「構造」がいくつもの現れ方をしている、というふうに気づくことがあります。








私は「そういうステージ」っていう言い方をするのですけれど、あるステージにいる間は、似たような構造で、大小さまざまなことが連続して起きているように思います。







相似形①

今から10年近く前になりますが、ヒプノにいらした方があるスピリチュアルな先生のお話をしてくださいました。







その先生のところに複数の来談者が集まって、最近おきた身のまわりのちょっとした事件、目についたことについて報告するのだそうです。







例として「カラスが死んでいるのを見た」「庭の植木が盗まれた」と来談者が報告した例を伺いました。







カラスの死体を見た来談者にたいしてその先生は、「大きな変化が起こりますが悪い変化とは限りません」と答えたのだそうです。







植木を盗まれた来談者にたいしては、「動かないはずのものが動いたということはありませんか?」と聞き返しました。するとその人は「同居のおばあちゃんがうちを気に入らないらしく何の前触れもなく急に家を出て、親戚の家に移り住んでしまいました」と答えました。すると先生は「ああ、それですね」と言いました。







植木が盗まれたこととおばあちゃんの家出が関係しているというのは、世間の常識ではありえないことで、そのお話を聞いたとき、私はとても驚きました。







と同時に深い感銘を受けました。







私の実家でも、一緒に住んでいた祖母が前触れなく親戚の家に移り住んだことがあり、それとほぼ同時期に、庭の植木が盗まれたのです。







もちろん祖父母が家出するすべての家庭の植木が盗まれるとは思いません。おそらく、相似形について私に教えるために、私にとってインパクトのある形で教えられるという形をとったのだろうと思います。







私がその話を聞いて思ったのは、「死」を「変化」、「植木が盗まれること」を「動かないものが動く」とする解釈は、夢解釈の方法と同じだということでした。







現実の現象を夢解釈するということです。







現実を夢解釈するというのは、個々の具象から固有名詞を抜かし、抽象的なひらたい言葉におきかえ、何が起きているかを読む視点で見ていくということです。







そういう観点で見れば、相似形のできごとが同時多発的に進行していることがわかってきます。







ささやかな体験と大きな気づき

体験をとおして本質的なことを学ぶとき、大きな学びのために大きな体験が必要かといえば、かならずしもそうではありません






たわいない日常の一場面で、人生について深く学ぶこともあります。







私は小学生のころのある日、「ものごとには理由があること。観察・理解が大切であること」を学びました。教室のドアが動かなくなって、力ずくで押してもびくともせず、ドアと枠をよく観察してみると、一箇所ずれている部分を見つけ、そこにだけ力をかけたら簡単にあいたという出来事に印象を覚えたことによってでした。







「今あるものに丁寧にむきあっていこう」と決めたのは掃除の時間でした。目の前の一マスだけをピカピカにしようと考えながら掃除をしていたら、いつのまにか全体がピカピカになったことでそう思いました。







私の友だちが、「ものの見方・とらえ方を変えることによってこそ新しい世界が広がる」と気づいたのはお風呂の中だったそうです。湯舟につかりながら髪の毛をひろっていたとき、焦点の合わせ方を変えると、おふろの特定の深さにある髪の毛がクローズアップして見えてくることに気づいたのだそうです。







そういうことって誰にでもあると思います。







ささやかな出来事から学んだことだからささやかな学びというわけではありません。







特別な場所で特別な体験をすることによってたどりつく結論と同様、生き方に根本的な影響を与える洞察を、今ここで得ることができます








また、私たちをサポートしてくれている見えない存在たちは、肉体をもっていないので、語ってきかせることや手紙をかくことはそうそうありませんが、常にメタファーを使って私たちに語りかけています。







メタファーが天使の言葉であり、天使からの手紙です。







そしてそれは具象の世界を通して読みとれるものです。







私たちは具象を愛するなかで普遍的なものを見いだしていけます。







プロフィール

ユーリ

Author:ユーリ
新宿区中落合でヒプノセラピーをしています。

カレンダー
11 | 2008/12 | 01
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索