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「おぎなう聞き方」

わたしはよく「協調的な姿勢」について書くことがありますね。また「改革のために従来のやり方を理解すること」とか「人を許すこと」についても書きます。


そう読めば、私が協調的で、理解のある人間に見えますよね。人とくらべてそうであるようにみえるかもしれません。でも本当にそうなのでしょうか・・・。たしかに前より協調的だというのは本当です。でも、ずっとそうだったとか、読者の方よりそうだ、というのはわからないのです。むしろ、以前はぜんぜん違って反対だったいえます。


実際、わたしはアウトサイダーのように生きてきました。独自のやり方で試行錯誤した結果、主流派・保守派の意見にもそれなりの理があるとわかり、まえほど無視しなくなりました。単独行動をとってきたから仲間のありがたさがわかりました。自分を侵食させないで、たたかって、あとで相手を理解したり許したりする傾向がありました。人が想像する以上に風変わりで自由にやってきたし、今でもその傾向は残っています。人とくらべて協調的とはいえないのです。


つまり言葉と、話し手の実際のあり方にはズレがあるのですね。


一般に、聞き手は、言葉をそのまま受けとります。場合によってはそのために混乱することもあります。


話し手のようになりたいと思えば、言うとおりにするかもしれません。言うとおりにしてうまくいかない場合でも、「さらに言うとおりにすればそうなれる」と思うかもしれません。


また、話し手の言葉と実際のあり方に矛盾があると、混乱して、「嘘つき」「矛盾してる」と責めるかもしれません。


それらは、語られる言葉と、話し手が実際にいる位置がイコールだと思うから起きる問題です。多くの場合、言うことと、実際にいる位置はちがいます。


人の話から、客観的に相手のいる位置を把握するのは、電話で道案内するようなものです。まずは相手がどこにいるか位置確認しますね。相手はそこから見えるまわりの風景をしゃべっています。それをきいて、じぶんは地図を見ているとします。「南にむかって歩いてきたの」と言われて、「さっきいたところよりは南なんだな」と思うけど「自分ちより南」とか「世界的にみて南」とか思いませんよね。


人は気づいたことを話すことがおおいです。気づきは新たな発見で、今までとは違っているってことです。今まで当然であったこと、前提、出発点については気づきにくく、話されないことが多いのです。人があえて言うことは、最近気づいばかりで、身についてないことかもしれません。


「他店より安い」と主張する店が、べらぼうにケタ外れに別の国のように安い店ではありませんよね。「これからは若い人の新しい意見をとりいれて会社の保守的な体質を壊したい」という上司に意見を言ってみると案外保守派ですね。「気にしないでいいからね」と何度も言う人といて本当に気にしなかったらいやがられますね。


「だって言ったじゃん」とこちらは思うわけです。それが言葉を額面通りに受けとっていることなのです。「南」といわれて「世界の南なんだ」と思うわけです。話し手が不誠実なのではありません。話し手はただ主観的なのです。


「他店より安い」というA店と、「高くて悪いね」というB店と、なんにもいわないC店をみて、「A店が一番安い。B店が一番高い」と判断したら間違います。A店の店主は今より高いところに基準があり、B店の店主は今より安いところに基準があります。C店の基準はまだわかりません。規格外に安い可能性があるのはB店とC店です。


「気にしないでいい」という人の「気にするレベル」が100だとしたら「50で良い」といっているのかもしれません。いつも0の自分にとっては50がんばるってことだったりします。



地図をみながら電話でナビするとき、「さっきどんな建物があった?どっちに見えた?」ってきくように、基準や軸がどこにあるのか、何とくらべて言ってるのか、何を普通と考えているのか、前はどこにいたのか、語られていない前提を探すとわかりやすくなります。


逆に話し手になるときも、基準点を明確にして、実例をいれて話すと、理解されやすいかなと思います。

コメント

Secret

まったくそのとおりですよね! だけど、たいていは誰でもそのことを忘れて日常を過ごしています。そして、相手も自分と同じはずだと思い込んで、「どうしてわからないの?」とか、「どうしてそうしないの?」などと言って相手を責めます。皆、歩いてる地点はそれぞれ違うのに。わたしも、なんどもなんども同じ過ちを繰り返しています。そしていつも、「相手が自分と同じだと思うからいけないんだ」と気づきます。何十年一緒に過ごした夫婦でもおなじことです。・・・存在の多様性を認めること。 このことに、いつもいつも気づかされます。でも、ユーリさんのことについては、そうなんだろうな、と思っていました。・・わたしもそんなふうだからです。。

soulさん、こんにちは。コメントありがとうございます。アクある私をわかってくださってるのですね。存在の多様性を認めること、そのとおりです~。
soulさん、HPの掲示板「言葉の宝箱」をいつも耕してくださってほんとに感謝しています。これからもよろちくね。ありがとね。

>人があえて言うことは、最近気づいばかりで、
 身についてないことかもしれません。

ユーリ姐さん、私ねぇ。。。
同じこと考えてたとですよ
「気づき」という部分で。ここんとこずっと
なので、ブログを書く手が止まってしまった ( ̄ . ̄;)

「気づき」が溢れているこの世の中~
それは、その人(自分)の気づきであって
もしかしたら、自分(その人)にも共用できる部分も
あるのかもしれないけれど
全てを鵜呑みにしてコピーしたみたいに
行動しちゃうってのはどういうもんかな、と

自分が何回もそうしてきて、
(「だって言ったじゃんよ c(`Д´c)」、いつもそう思いながら)
まだ根源の痛みが癒されてないことに気づいたから

自分が気づいて、なおかつ自分流の方法で浸透させていかないと
これは一生治らんな・・・そんな風に思っとったとこです

気づいたことを書くことで、それがもう浸透しているのかといえば、
そうではない (←断言)
それでも葛藤は当たり前のようにあるわけで
書いたことと、自分の行動・思いとのズレって点で

「自分は自分の位置があって、
 ぽちらぽちらとやっていけばいいんだ」
今は、そんな結論に至ってます

確かに、話し手像を自分なりの見方で
膨らませちゃってるとこは多分にありそうです

どめんね、∞月のしずく∞さんがこれ見る時間すぎちゃいました。(どめんはごめんの意)

コメントありがとです。

NHKみてハッと気づいたという文章を∞月のしずく∞さんのブログで読んで、∞月のしずく∞さんは人の気づきに共振できるんだな、と感心しとりました。それはそれはすばらしい資質とです。これからは「自分流ぽちらぽちら」法も加えて両刀使い、こわいもんなしっとです。

(月のしずくさんのブログはリンクしてある「ココロ のんびり PARADICE♪」です)


すぴ道の姐御(ツマ)さま

お褒め頂き、大変光栄にごじゃりまする[ハハァー(平伏)]。
ありあとやんす。。。(ノ_`。)
最近、もやもやずっとず~っと思っていたことを
´ユーリ姐さんのズバリ言うわよ☆´てな感じで
スッパーンと言っていただき、こりゃまたハッと気づいたワケでありまして。
気づきの術よりも、自分に浸透させるの術に重きを置いて
ぽちらぽちらとがむばってみます。*(o^冖^o)*

あ!これはこれは。∞月のしずく∞さん、お忙しい夕べの時間にありあとやんす。浸透させるの術、がむばってね~。応援しとっとよ~。

笑った!

なんだか日曜日の予知のようなブログだったのね>▽<

タカシマヤが右に見えるか左に見えるか

ケーキが東京からのお宝みやげか、それとも荷物だったか^^

文章の意味を確認できて
本音で話せる事のありがたさを実感してますよんm(^^)m

かめさん、久々のコメントありがと。言われてみれば確かにそうだね・・・。待ち合わせ場所を電話でうまくナビできなくて、かめさんは逆方向に歩いちゃったし。お土産にあげたケーキをかめさんは喜んでくれたのに、荷物だったんじゃないかと心配しちゃったし。相手の基準がわかってないってこだよね、とほほ。まあ、この記事自体「書いたからってできるわけじゃない」っていう内容だから、いっか。結局会えたし結果オーライ。
プロフィール

ユーリ

Author:ユーリ
新宿区中落合でヒプノセラピーをしています。

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