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潜在意識が学ぶ その②

潜在意識にも、思い違いがあります。







私は、セラピーを始めるずっと前、それほど一般的ではない人生を送っていた時期があります。







20代前半の人が普通は行かないような場末の酒場に出入りすることもありました。







そこで出会ったさまざまな人たちの、社会から忘れさられた痛み悲しみに、当時の私は親しみや共感や憐れみを覚え、自分だけはそのことを覚えていようと決めました。







誰が知らなくても、誰が忘れても自分だけは覚えておく、そのことで自分なりの愛や誠意を示そうとしたのかもしれません。







その決断のために、今はまったく違う世界に生きる私は、未だに潜在意識の中に、うらぶれたエネルギーを保持することになりました。







そのことに気づいたのは、この前たまたま入ったカラオケ店でのことです。







あまりにうらぶれた店の雰囲気に、自分のうらぶれた部分が刺激され、昔よく酒場で歌っていた曲の数々をシャウトしました。







かつて私が行っていた酒場のカラオケはボックスタイプではなくて、1曲いくらか支払ってみんなの前で歌うものでした。







みんなが喜んだ歌、それを歌うとみんなが踊りだす歌がありました。







私はタンバリンで拍子をとったり、みんなが喜ぶ歌を歌ったりしていました。







そういう曲の数々を思い出しては歌いました。







当時もカラオケ自体は楽しいものでしたが、環境やストーリーが悲しみを背景としていたため、私の中では、悲しい思い出として残っています。







私は、今では、エネルギーがどう、エレメンタルがどうとか言っていて、自分自身それを信頼してもいます。







「もう昔のことは忘れたつもりだったのに、こんなに迫真こめて歌えるということは、エレメンタルがまだまだ沢山残っていたんだな」と気づいて、我ながらおかしかったです。







まあ、当時の具体的なことはよいとして、そのようなエレメンタルを残した一番の動機を自分で探ってみると、それは自分なりの愛情だったわけです。







けれど、今思えばそこには思い違いがありました。







私が覚えている人たちの、私が覚えている姿は、その人たちの本質ではありませんでした。







一時的なあり方です。







私が「その人たちのことを覚えておく」というとき、当時の私は、「その人たちが悲しんだり苦しんだりする姿を心に刻みこんで忘れまいとすること」を意味しました。







それが愛だと誤解したわけです。







でも、心には創造の力があります。







私がそのことを覚えておくことによって、その人たちが変わりにくくなった可能性もあります。







私が、魂としてすばらしい相手の本質を見て、そこにフォーカスすれば、その人たちが変化することを応援するエネルギーを作ることもできます。







二度と会うことのない過去の人への愛の示し方として、自分が実際見た姿や起きた出来事ではなく、本質にフォーカスした思い出し方をすることもできるのだということを、今回学びました。







また、トラウマを保持するためにも一定量のエネルギーを消費するといわれます。







トラウマを手放せば、その分のエネルギーを、意図した、本当に相手に役立つエネルギーを作ることに使えます。







ほんとうに相手のためを思っているのだから、より役にたつあり方があるなら、郷愁よりもヒーリングに役立つあり方に、自分を変えていきたいものです。







おそらく、私たちがトラウマだと思っていることのほとんどは、単に誰かのせいではなくて、このように自分自身のなんらかの思い違いを是正する余地があるのだろうと思います。







相手を変えることができない場合でも、自分を変える余地が残されているならば、私たちがほんとうに良いことを志している以上、少なくともまずは自らを変えていくべきであろうと思います。







自分自身の思い違いに気づき、修正することによって、さまざまな出来事にたいして、ネガティブなエレメンタルを作ることがなくなるのでしょう。







というわけで潜在意識も学ぶのでありました。







(おわり)





コメント

Secret

潜在意識の思い違い。。。
深いですね。

「二度と会うことのない過去の人への愛の示し方として、自分が実際見た姿や起きた出来事ではなく、本質にフォーカスした思い出し方をすることもできるのだということを、今回学びました。

また、トラウマを保持するためにも一定量のエネルギーを消費するといわれます。

トラウマを手放せば、その分のエネルギーを、意図した、本当に相手に役立つエネルギーを作ることに使えます。」

う~ん、納得です。

トラウマをトラウマとして認識している限り、相手に対する愛はないのですね。過去の記憶は時間の経過とともに変化していきますね。

相手の本質にフォーカスした思い出し方。
これがトラウマを手放すキーポイントですね。

これこそ愛であり、自らの癒しでもあるのですね。

わお!

以前、H.P.のほうでメッセを差し上げた者です。

うわ~~なんてタイムリーなんでしょう!

急に昔の上司が遊びに来てくれたことがキッカケで、何だかんだと昔を思い出しては、「でも、これって私の中に流れる『物語』であって、相手には異なる物語が・・・しかも、以前と全く異なった・・・」と、終わりのない「思い出妄想」をしていた所でした。おもわずコメントしてしまいました。

なぁ~るほど~の、巻きでした。
ありがとう♪

ヨッシーさん、コメントありがとう。相手の本質のフォーカスしていくのは愛かもですね~。過去の思い出も、未来への想像も、たくさん愛の力を発揮できるところなんですね。ありがとね~。

I.Y.さん、こんにちは。前にHPの方でメッセというと・・・言葉の宝箱・・・その前のサロンかな。相手には相手の異なる物語・・・なるほどです。ひとつの新事実を見つけただけで、まったく違う解釈になりえたりしますしね、やっぱ妄想ってことかな。
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ユーリ

Author:ユーリ
新宿区中落合でヒプノセラピーをしています。

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