気づきの体験その②

私は子どものころ、母に連れられていろいろな宗教家の先生方の法話を聞きに行っていました。私としては単にチョコレートを買ってもらえるのが楽しみで行っていたのですが、それらの法話は私の基盤になりました。その中に常岡一郎さんという人がいました。子どものころから常岡先生と呼んでいたためそう呼びますが、常岡先生の講和は今でも心に残っています。長いこと心の中で父親のように思っていた人です。大人になってから、常岡先生のご子息が作った山梨県の「ほったらかし温泉」に出かけたときに、心を通じて当時の自分にとって大切なことを教えてもらいました。







当時の自分は、助けられない無力感という、たぶん過去世からの、大きなテーマに苦しんでいました。朝一番の誰もいない温泉で富士山を見ながら湯につかっていたとき、お湯の中に虫を見つけました。助けられない無力感というテーマをもっている私は、普段そのような場面では必ずティッシュやタオルで虫を拾って羽をふいて助けるのですが、そのときはなにも持っていなかったのでどうすることもできず見失ってしまいました。虫という形でシンボリックにあらわされているもののそれは私が長らくもっていたテーマだったので、私は無性に悲しくなり湯船の中で泣きました。そのとき、パッと映像が浮かびました。すばらしい天国のような世界の隅っこで、後ろむきにしゃがんで、重箱の隅をつつくように泣いている子ども。それが私だと言われたのです。そして、それに比べて常岡先生はどうだったろう、という質問が思い浮かびました。常岡先生は、私のように悲しんだりはせず、明るくおおらかで、それでいて大きな働きをし、たくさんの恵みを人々に与えました。このように嘆き悲しむことはなにひとつ救う力にならない、本当に役立つ力はもっと明るいものなんだよ、と教えら、私は自分の間違いを理解しました。その後私はヒーリングを学ぶ機会を得、無力感というテーマは、少しずつ解消されていきました。







起きてくるさまざまな問題が自分のカルマであるなら、そこを抜けるキーポイントになる気づきもやはりご縁のある、バイブレーションの高い人や場所、あるいは自分が愛を注いだ人や場所をとおしてやってくるものなのかもしれません。






常岡一郎(つねおか いちろう)の略歴
明治32年福岡県生まれ、慶応大学理材科在学中、卒業前に結核にたおれ、学を捨て、闘病と求道に入る。昭和10年修養団体『中心社』を創設。月刊誌『中心』を逝去直前まで出し続ける。養護施設中心学園、養護老人ホーム中心荘を経営して社会福祉に貢献。京都に「中心山荘」をつくり、更に健康学園を創建。かねての持論である5健運動を推進。昭和25年、参議院議員に当選。12年間国政に参画する。昭和44年、勲二等瑞宝章を賜る。講演と執筆にあけくれ、平成元年九十歳で逝去。自然食指導者の東城百合子先生の師匠としても有名。現在はNPO法人中心大学として、さまざまな活動をしている。

法話例







コメント

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こんばんは!

おひさしぶりです!
以前おしえていただいたほったらかし温泉にまだおじゃましていません・・・・
ユーリさんから伺った常岡先生のご家族のエピソードも面白かったよね・・・

行ってみたいな~

ごほうびのカルマになりそうなところですねv-48

かめさん、お久しぶりです。常岡先生は小さいころに会っただけの私にも内的世界で気づきをくれるような優しい方です。温泉の由来も不思議なことが起こりまくりでしたよね。ぜひ一度行ってみてくださいね。

常岡先生ご存知なのですね…

ユーリさん、ご無沙汰です。お元気ですか?
常岡先生のお名前を拝見して「ビビビ」と来てしまいました。わたしは東城百合子先生の雑誌を毎月講読しているので、常岡先生の名前は毎月は意見しているんですよ。ユーリさんは実際にお目にかかられているんですね。うらやましい。。もっと常岡先生のことかいてください!

天竺花園さん、こんにちは。お久しぶりです。コメントは初投稿でしたか。コメントいただいて嬉しかったです。天竺花園さんは常岡先生のことご存知なのですね。もっと書いた方がよいとのこと了解です。今度また常岡先生の記事を書きますね。
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Author:ユーリ
新宿区中落合でヒプノセラピーをしています。

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