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共依存

今回は、共依存について書きます。


子どものときは、自立して距離をとる力がありません。


家族が加害者だった場合、子どもは不快さを感じても、離れることができません。


自分同様の被害者家族がいる場合、家族を置き去りにできないという思いがあるかもしれません。


被害者家族から、加害者の行為を受容し理解するよう諭される場合もあります。


いずれにしても、本来、不快なことから逃げたいのが本能なのに、不快なことから離れることができないという状況が生じています。


境界線を引けない状況で自分の平和を保つために環境を平和にしなければならないと、まずは自分の感情を脇に置いて相手の心理を理解しようと努力した、そのような子どもが共依存傾向を持つようになるのではないかと思います。


理解不能な相手を理解しようとするので忍耐力がつきます。度を越して、徹底して自分の感情に無感覚になり、相手本位に考え、場合によっては自分が肉体的に死ぬような極限的な限界まで我慢できてしまうようになります。


もともとは嫌って切り捨てることができないから選択した、安定を守る方法のはずでしたが、いつしか癖になり、成人して距離をとれるような年齢になってもパターン的行動を続けてしまいます。


何か問題があれば解決しなきゃと自動的にスイッチが入るために、自ら問題のある人に吸い寄せられていきます。家族から離れても他人との新たな問題を解決しようとし続けるので、平和は望めません。


境界線を作れず、相手の機嫌が悪い、相手が困っている=(イコール)自分がなんとかしなければならない、と対処モードのスイッチが入ります。


そういう方は、相手が困っているから、相手が求めるから=(イコール)自分が対処しなければならない、ではなく、なぜ対処したいのか、相手の必要性以外の、自分側の理由について考えてみるとよいと思います。


相手が気分を害したときに暴力をふるうような関係なら、たいてい相手は「怒らせる奴が悪い」という論理を主張するものです。


しかし「相手が悪いから殺した」という理屈が許されないのと同様に「相手が悪いから暴力をふるってよい」という理屈を許されるものではありません。密室の世界では可能でも社会では受け入れられません。


誰かが常になだめていなければならないような状態は異常事態です。加害傾向のある人は、オムツ交換をしてくれと泣き叫ぶ赤ちゃんみたいに自立できない大人です。まずは自分でなんとかすること、なんとかできなければ我慢すること、という普通の人がとっくに知っていることを学ばなければならない人です。


暴力など相手の不適切な方法を許容して要求に応じていくことが強化子(ご褒美)になり、強化子が与えられることによって相手の行動が定着していきます。許すことで相手の行動が習慣化して、他でもやってしまう原因になるということです。それは相手のためになることでしょうか。


共依存傾向がある人は、自分の感情を脇に置いてサポートできる人なので、相手に合わせるのではなく、相手が社会で受け入れられる態度を身につけられるようサポートすることに徹すれば、良いサポーターになります。


方向転換の際は、対決場面が避けられない場合もありますが、身の安全の確保が必要な場合もあります。


相手は、自分だけを頼み綱としているより、さまざまな人とつながる方が安定します。クモの巣が一筋の糸ではなく沢山の支点で支えられている方がより安定するのと同じです。


ひとりで背負わず、複数の人から援助を受けられるような方向に導くことが良い方向性といえます。

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ユーリ

Author:ユーリ
新宿区中落合でヒプノセラピーをしています。

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