カルマその5

加害者イメージと加害者本人は違う存在だということを前回書きました。


内面世界にいる他者のことを、その後、内在他者と名づけました。


内在他者は、学習された他者イメージで、他者の価値観の体系が思考形態として入ってしまったものです。


私が、この内在他者に気づいたのは、父との関係においてでした。


父は、子育てをしていた当時は、痛い目にあわせて覚えさせるという教育方針を持っていて、暴力と威嚇と論破することが教育手段でしたので、私の中の父イメージは、そのような性質を父以上に強く持ちました。


さまざまな場面での父の言動をみていれば、新たな状況に対しても、こういうときはこう言うだろうという父の反応の予想がつくようになります。


そしてそれに対する自分の反論を頭の中で構築するようになります。


その予想は、新たな状況に対する反応の予測という点で、自分の中で運用されている父の価値観です。


私が、トラウマ的になっている父との関係をなんとかしたくて、父の言うことについて分析するような文章を書きはじめたら、出るわ出るわ、それに対する反論も出るわ出るわ、で、A4用紙40枚の超大作になってしまいました。


それを父本人に渡したら「ほとんど当たっていたけど、違う部分もちょっとあった」と返事がきて、違う部分は誇張して世間に向けて書いた部分だったので、ほとんど当たっていたということになります。


しかし、A4用紙40枚にもなるような、父の言動とその動機について書けるということは、私自身の中に、父の思考体系が入っているということを意味しているのだ、ということに気づきました。


私を否定してやまないのは、父以上に、私にプリントされてしまった父の思考体系。


私が戦ってきたのは、父本人ではなく、私にプリントされた父の思考体系。


だから、家を出ても、その思考体系から解放されなかったのです。


そして、ほうぼうで権威者とうまくいかないパターンを繰り返したのです。


なんと自分の中にいたのです。


戦地の人が、日本に移住して、日本の法律を守らず、戦争行為を繰り返しているような状況が起きていたのでした。


そのような経緯で私は内在他者を変えていくための方法を作っていきました。

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新宿区中落合でヒプノセラピーをしています。

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