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心の問題のインフォームドコンセント

インフォームドコンセントは、通常体の健康問題について、患者や患者家族が今後の方向性を選択できるようにするために、医療者が必要な情報提供を行うことをいいます。

そうすることによって、患者や患者家族は、たとえ苦難があっても投げやりになって治療拒否したりせず前向きに乗り越えていこうとする姿勢を保ちやすくなります。

医療者は患者をサポートすることはできても、患者の代わりに手術を受けたり痛みに耐えることはできませんので、辛さに耐えながら前向きに治療を受けるのは患者自身に頼らざるを得ません。

それを患者役割といいます。

また医療者は、日常生活で関わることはできませんので、患者をサポートする家族にとって代わることもできません。

患者や患者家族が単に受身の存在であっては治療はうまくいかないから、患者役割、家族役割という概念ができました。

患者や家族に協力してもらうには、当事者の意思決定が必要だということになりました。

意思決定するためには、問題状況を正確に把握して、可能な目標、方法や代替え案を、メリットやデメリットを含め理解したうえで、自分の価値観に従って選ぶというステップが必要となります。

安易な期待だけでは不十分で、デメリットも引き受ける覚悟をもって選択することが積極的な治療への参加につながるため、覚悟を促すこともインフォームドコンセントの重要な要素です。

で、実はこのインフォームドコンセントという概念や方法論は、心理的な相談を受ける場合や、家族や部下にアドバイスや指示をする場合も役にたちます。

なぜならアドバイスする側がどれほど正しいことを言ったとしても、当事者の代わりに選択することも、当事者の代わりに頑張ることも、当事者の代わりに生きることもできないからです。

たとえ命令しても、見ていないところで当事者がどうするかまでは強制できません。

当事者の積極的な協力なしにはどんなアドバイスも意味をなさないという点で、当事者役割というものが確実に存在します。

当事者が意思決定したうえで当事者役割を果たすことによってアドバイスはは初めて意味あるものになるのです。

意思決定に必要なステップは、状況を正確に把握し、複数の選択肢のメリットとデメリット、予測できる結果を理解し、デメリットも覚悟をしたうえで自分の価値観に従って選ぶこと、です。

当事者の意思決定に必要なステップのポイントをおさえておけば、アドバイスが生かされやすくなります。

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Author:ユーリ
新宿区中落合でヒプノセラピーをしています。

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